キダ・タローさん死去で関西情報番組が追悼特集「ナイトスクープ」共演芸人「若々しく面白い方」女子アナ「テレビのまま」
「浪花のモーツァルト」と親しまれた作曲家キダ・タローさんが14日に93歳で死去したことが15日に明らかになったのを受け、関西地方の情報番組では16日、番組共演者らが追悼した。
ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」に探偵役で出演するお笑いコンビ、カベポスターの永見大吾(34)は同局の「おはよう朝日です」に出演。4月19日に放送された収録が最後の共演だったことを明かし、人柄をしのんだ。
「1、2カ月前の収録でご一緒したのが最後ですね。最高顧問という形で、毎回来られるんですけど、話を振られたら、『こないだ私ね…』って、いつも最新のエピソードを話してくれる。若々しいですし、面白い方ですね、依頼に自分の人生を照らし合わせて涙ぐんだり、人間味のある方でした」としみじみ語った。
さらに「僕からしたら、局長代理という形で、キダ・タロー先生の隣に座らせていただいて、お話できたりして、ただただ、お話できたのが嬉しかった」と感謝した。
読売テレビ「す・またん」でも、虎谷温子アナウンサーが、「入社1年目でロケをさせていただいて、めちゃめちゃ緊張していたんですけど、いつでもどこでも、誰に対しても、テレビのままのキダ・タロー先生で、すごく緊張をほぐしていただいた」と寂しがった。