仲本工事さん妻・三代純歌「証人を出せないんじゃないか」「なんで長引くのか」 第2回口頭弁論、被告側から抗弁出ず
2022年に事故死したザ・ドリフターズの仲本工事さんの妻で歌手の三代純歌(56)が、報道により名誉を傷つけられたとして週刊新潮、女性自身、週刊女性を発行する新潮社、光文社、主婦と生活社に対して損害賠償を求めた民事訴訟の第2回口頭弁論が17日、東京地裁で開かれた。
三代側は、ドリフターズ・加藤茶から大声で叱責(しっせき)されたとの報道が事実無根と主張している。この日は主婦と生活社(週刊女性)との第2回口頭弁論だったが、今回は被告側から抗弁は出されず持ち越された。
出廷後に喜田村洋一弁護士とともに取材に応じた三代は「1回目の(口頭弁論)時に抗弁は次回にということで、まとめてくるということだったけど今回もまとまってなくて、もう1カ月先ということになった。なんで長引くのかなというか、そうなるのかなと本当に残念です」と語り、「自分たちの記事が正しいのならば、もっと早く抗弁が進むはずじゃないか。やはりこれが事実じゃないということで向こうが証人を出せないんじゃないかと思っています」と語気を強めた。
次回は6月25日に非公開での弁論準備が予定されている。喜田村弁護士は「記事が誤りであるということを判決で認めてもらうのは一番の名誉回復」と話した。