お笑いコンビ・GAGが再びトリオに復活 今年3月末に1人脱退も6月にメンバー新加入
3月いっぱいでメンバー1人が脱退し、トリオからコンビとなった吉本興業所属のGAGが、再びトリオに戻ることが17日、同社の公式サイトで発表された。6月22日のライブから、かつてお笑いコンビ・コマンダンテの安田邦祐として活動していたピン芸人のファニーが加入する。
サイトでは「2024年4月より福井俊太郎とSJの2人で活動してきましたが、6月22日(土)に開催される『GAG CONTE LIVE「ピザカッターでチヂミを3等分」』よりファニーが加わりトリオとして活動していくことになりました」と発表。メンバーのコメントも発表し、福井は「この上半期は色々とあり過ぎて応援してくださっている皆様や関係者の皆様には多大なるご心配ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した上で「そしてまたここから皆様も自分達もこの新しい形に慣れるまで時間がかかると思いますが地道に頑張っていきますので長い目でお付き合い頂けたら嬉しいです。今後とも何卒GAGをよろしくお願い致します」と呼びかけた。
また、新加入のファニーは「加入のお話を聞いた時は本当にビックリしましたし、僕でいいのかな?との思いもありましたが、お2人のお笑いに対する熱量を近くで見てきた者としてお断りする理由はありませんでした。コントの経験がほぼ無いので不安はありますが、お引き受けしたからには全力でコントに向き合い『今のGAGも面白いよね』と言っていただけるように台本を捲る手にマメを作りたいと思います」と宣言した。
GAGは2006年3月に坂本純一、福井俊太郎、宮戸洋行の3人で「GAG少年楽団」として結成。17年から20年まで4年連続で「キングオブコント」の決勝戦に進出するなど実力派として名をはせた。
宮戸は21年10月に「ひろゆき」に、坂本は22年6月「SJ」に改名。ひろゆきは今年2月20日から体調不良のため休養に入り、3月末をもって脱退。芸名を「ヒロユキMc-2」(ひろゆきマークツー)と改名してピン芸人として活動を始めた。福井とSJの2人は、コンビとして活動を継続していた。