俳優の柄本時生（３４）がテレビ東京系ドラマ「錦糸町パラダイス～渋谷から一本～」（７月１２日スタート。金曜、深夜０・１２）で、ドラマ初プロデュースすることが１７日、分かった。

　略して“錦パラ”で柄本は「２０代前半に飲み屋で『面白いことやりたいよな！』と夢みたいに語っていた。３０代になって実現できるまで来られたとスゴく感慨深い」と感謝。メインキャストとしても出演する柄本と肩を並べるのはプライベートでも１０年来の友人たち。コロナ禍の２０年に共に「劇団年一」を結成した賀来賢人（３４）、落合モトキ（３３）、岡田将生（３４）と群像劇を展開する。

　ストーリーはオリジナル脚本。過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の３人（賀来、柄本、落合）と「過ち」を暴くルポライターの蒼（岡田）が、東京・墨田区錦糸町を舞台に自らの過去とも向き合っていく。

　柄本からのオファーに賀来は「断る理由も、権利もありません。恥ずかしさを通り越して何が起きるか想像もつかない楽しい現場になりそう」と期待。岡田も「この４人でまた作品をやれることがうれしい」と喜んだ。