阪神 トラジャ・七五三掛龍也と中村海人が始球式にサプライズ登場 息ぴったりノーバン投球「パワプロくんの世界にいた」
「阪神-ヤクルト」(18日、甲子園球場)
7人組グループのTravis Japan(トラビス・ジャパン)通称トラジャの七五三掛龍也と中村海人がシークレットゲストとして試合前のファーストピッチセレモニーに登場。この日は「TORACO DAY」ということもあり、観客からは黄色い悲鳴が響いた。
ともに少年野球をしていたと言い、目を合わせて息ぴったりのノーバウンド投球。球場からは大きな拍手が送られた。甲子園での空気感に「緊張したよね。野球の聖地で投げさせていただくのは感慨深いというか。少年の頃想像できなかったことが実現できてすごくうれしかったです。パワプロくんの世界にいた」と中村。七五三掛は「お客さんの熱気がすごくて。皆さんにも一回来て味わってほしいなって、すごい場所だなって感じました」と笑みを浮かべた。
1週間ほど前に2人でグラブとボールをプライベートで買いに行き、公園でキャッチボールをするなどしっかり練習。七五三掛は「練習の甲斐があった。普段シンクロダンスをしているからこそ、何も言わずに息があったのかな」と話した。
トラジャは阪神と同じ「虎」をモチーフとしている。中村は「今(阪神は)首位じゃないですか。ぜひこのまま日本一を取っていただいて、その日本一にあやかりたい。虎っていうものを世界に広げたい」。「お互いの虎で1位を取る、ね」と七五三掛は力強く話した。