GLAY・TERU、デビュー前のライブで帰国できず メンバー2人が「土下座で謝りに」
ロックバンド・GLAYのTERUが19日、日本テレビ系「シューイチ」のインタビューに応じ、デビューのきっかけとなったX JAPANのYOSHIKIの妥協のないレコーディング姿勢を振り返った。
この日はデビュー30周年を迎えるGLAYのボーカルTERUに、中山秀征がインタビュー。これまでのGLAYの歴史を振り返った。
デビューのきっかけは送ったデモテープをYOSHIKIの事務所関係者が聞いてくれたこと。その関係者がライブを見に来て、そこからYOSHIKI自身がライブを見に来ることに。TERUは「ライブハウスに黒ずくめのボディーガード5人ぐらい連れてきてくれて」と当時のYOSHIKIの様子を告白。「ライブが終わったら『話があるけどいいかな?』って。デビューするきっかけになった1日」と振り返った。
デビュー曲「RAIN」は、YOSHIKIの作詞作曲。「ロスでレコーディングするからって、連れて行かれて。デビューも何もしてないのに」とデビュー前にいきなりロサンゼルスに連れて行かれたといい「メンバー3人は1日で終わった。でもボーカルに厳しくて、歌に1カ月ぐらいかける方なので」とTERUだけは全然レコーディングが終わらない。
実はそのレコーディングの1週間後に日本でのライブが決まっていたといい「それまでには間に合うよって言われてロスに行ったんですけど、ぼくだけ帰れなくて」と、まさかのライブに間に合わず。「仕方ないとTAKUROが残ってくれて、HISASHIとJIROだけ土下座で謝りに行くツアーになった。帰って来られない、ごめんなさいって」と振り返った。
これには中山もあ然。TERUは「YOSHIKIイズムを感じた」と笑い、「でも、完成された曲を聴いたらやっぱりクオリティが高くて」とYOSHIKIに感謝していた。