歌手の夏川りみ（５０）が１９日、東京・高野山東京別院で、デビュー２５周年記念ファンクラブコンサートを開催。代表曲「涙そうそう」や２２日配信の新曲「詩、歌、唄」など全７曲のステージで、ファン１００人に向けて“感謝唱”を行った。

　同所は縁結びの神様で名高い寺院で、夏川は「人と人を大切にしたいと思っていて、ファンクラブの方と一つになれる場所であるかなと思って」と考えて会場を選定。厳かな雰囲気の中での歌唱に「神聖な場所で歌えてうれしい」と笑った。

　歌手生活２５周年を振り返り、一番の思い出を「やっぱり『涙そうそう』との出会いですね。なければ、２５周年は迎えられなかった」としみじみ。「２５周年を迎えられてすごく幸せ。何よりも応援していくれる皆さんに感謝している。これからも大好きな歌で、人々の心を幸せにできたら」と歌い続けることを誓った。

　コンサートでは、２２日配信の新曲「詩、歌、唄」を初披露。同曲について「歌詞の中にも歌に救われて今があるという内容が出てくるけど、私自身も小さい頃から歌をやっていて、歌はもうダメかなと諦めた時もあったけど、歌に助けられたというのがあった。自分に言い聞かせるつもりで、聞いて言う人にもいつもついているよというのを届けられたらいいなという曲です」とアピールした。