全盲ミュージシャン・木下航志 難病「副腎白質ジストロフィー」から復活ライブ「本当にうれしい」

 熱唱する木下航志
 熱唱する木下航志
 ニューアルバム発売記念ライブを行った全盲ミュージシャン木下航志
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 全盲のミュージシャン・木下航志(35)が19日、都内でバースデー&6thアルバム「Alive and Well」の発売記念ライブを行った。

 網膜症で視力を失った生い立ちから、和製スティービー・ワンダーと呼ばれている木下は昨年、長女の新生児定期検診の際に、自身も検査を受け、まさかの国指定難病の副腎白質ジストロフィーと診断された。昨年、骨髄移植手術を行い、リハビリを経て闘病から復活。10年ぶり発売のオリジナルアルバムの曲「ようこそ」「カナデル」「明るい方へ」や、スティービー・ワンダーメドレーなど全18曲を歌い上げ、会場を盛り上げた。

 今月8日には誕生日を迎え、ステージで、バンドメンバーからバースデーケーキで祝ってもらい「本当にありがとう。うれしい。去年の今頃は不安もあり、面会も禁じられて、連絡はメールと電話のやりとりだけでした」としみじみ話した。

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