草彅剛 09年の逮捕、TVで語る「大変なことを」 手紙持参し救ってくれた超大物俳優がいた「わざわざ事務所に」

 草彅剛
 2012年、映画「あなたへ」の試写会での高倉健さん。右はビートたけし
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 俳優・草彅剛(49)が19日、MBS・TBS系「日曜日の初耳学」で林修氏のインタビューに応じ、2009年の事件を包み隠さず語った。

 草彅は34歳だった2009年4月、泥酔し、東京都港区の公園で、全裸になって騒ぎ、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。

 35歳が転機となったという話題で、林氏に「何があった?」と聞かれると、「裸になって捕まっちゃったんです。大変なことを犯しましてね。酔っ払っちゃって、脱いでしまって」「その一夜が僕の人生を変えた。仕事いっぱいあるのに、たくさんの方に迷惑をかけた」とためらわずに説明。スタジオでVTRを見守っていたジャニーズ時代の後輩、中島健人が「そんなナチュラルに言うんだ」と驚いた。

 事件の影響で、CMは打ち切り、ドラマは降板、仕事は白紙に。そんなドン底の草彅を救ってくれたのが、日本を代表する国民的俳優、高倉健さんだった。

 「わざわざ手紙を事務所に持ってきてくれて。もうびっくりですよね。それまで全く交流がないのに」。高倉さんは草彅に手紙を書き、それをジャニーズ事務所に自ら持って届けてくれたという。手紙は守衛の人が預かり、草彅のもとへ。「しっかり生きていかなければいけないんだ、きちんと地に足をつけて、草彅剛として生きていくんだよ、と教えてくれた」としみじみと語った。

 12年公開の映画「あなたへ」で高倉さんと初共演。「健さんが『この役は草彅君がいいんじゃないか』って推してくれて。もう緊張しました。子供のころから雲の上の人と(のお芝居)。鳥肌がピリピリ立って。オーラって目に見えるんです、光ってる」と振り返っていた。

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