草彅剛 公然わいせつ容疑で逮捕 全裸で奇声、住民通報「シンゴ~」の声情報も
俳優・草彅剛(49)が19日、MBS・TBS系「日曜日の初耳学」で林修氏のインタビューに応じ、2009年の事件を包み隠さず語った。
【以下、09年4月24日付本紙より】
人気グループ、SMAPの草彅剛容疑者(34)が23日未明、酒に酔い東京都港区の檜町公園で全裸になって騒いだとして、警視庁赤坂署に公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。近所の住民からの110番通報を受け、警察官が駆けつけたところ、草彅容疑者は「裸だったら何が悪い」と暴れたという。調べに同容疑者は「全裸になりました」と容疑を認めている。また、所属事務所は当面の間活動を自粛すると発表した。
▼「覚えていない」
東京ミッドタウン裏の閑静な公園から、場違いな叫び声が響き渡った。近隣に住む女性が「窓を閉めていたが『わー』『おー』という男の声が聞こえた。赤ん坊が起きてしまうのではないかと思った」と不安げに振り返るほどの大音声。まさか、その声が、全裸になった国民的アイドルのものだったとは…。
警視庁赤坂署によると、23日午前2時55分ごろ、東京・六本木の檜町公園で酔っぱらいが騒いでいると110番通報が入った。警官3人が駆けつけると、全裸であぐらをかいた草彅容疑者が泥酔状態で騒いでいる真っ最中だったという。
草彅容疑者は、警官から服を着るように注意されると「全裸だったら何が悪い!」と逆ギレ。公然わいせつの疑いで現行犯逮捕されると、手足をばたつかせて暴れたため、グレーの保護シートですまき状にされてパトカーに押し込められた。一部では、その際に「シンゴ~」と、仲のいいSMAPの香取慎吾(32)らしき名前を叫んでいたとの情報もある。ジーパンやジージャンなど、衣服は10数メートル離れた地点にまとめられていた。
草彅容疑者は、22日はオフ。男女2人の知人と、午後8時ごろから23日午前1時ごろまで同・赤坂で会食し、店を移して同2時過ぎまでビールや焼酎を飲んでいたという。すでに泥酔状態だった草彅容疑者は、知人女性と逮捕現場の公園まで歩き、同2時20分ごろ、ミッドタウン内の自宅に帰るため別れた。その直後の出来事だった。
逮捕から5時間後の呼気検査では、酒気帯び運転の基準の約5倍にあたる1リットル中0・8ミリグラムのアルコールが検出された。逮捕後も酒気が抜けず、午後に身柄を移送される際も乱れた髪にだるそうな顔のまま。午後の取り調べも中止になるほどの泥酔ぶりだった。
草彅容疑者は調べに対し「全裸になりました。反省しています」と容疑を認めているが、「なぜ裸になったのかは覚えていない」と供述している。同署は23日午後に「全裸になった動機や背景を調べる」ために家宅捜索を実施したが、約30分で終了し、押収物もなかった。尿検査で薬物反応も出ていないという。所属するジャニーズ事務所は、草彅容疑者の当面の活動自粛を発表した。草彅容疑者は24日午前に送検される。