石原良純、上川大臣の「うまずして」発言は「切り取り」印象 「解説聞いたら本来は違うと」
俳優の石原良純が20日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、自民党の上川陽子外務大臣が、静岡知事選の応援で「うまずして何が女性」と発言したことに「ぼくは、切り取りという気がした」との意見を述べた。
番組では、上川大臣が選挙応援で「一歩を踏み出していただいたこの方(候補者)を、私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と発言し、波紋を呼んでいることを取り上げた。上川大臣は後日、この発言を撤回している。
良純は、今回のニュースを最初に目にしたときは「『うまずして』って、ああ、また自民党的な、古い人が『子供ができない女なんて』って言っていると思ったら、解説を聞いたら本来は違うと」と、自分が最初に思ったものとは違う意図だったとコメント。
そして「本来は『うまずして何が』ではなくて、女性パワーを持って新しい知事を誕生させなくていいんですか?って。そこまで言えば普通の話」だったと指摘し「今日、この話を聞くまでは、多くの人は『うまずして』って、子供を産まない人はなんだっていう発言なのかなと思う」ともコメント。
そのため「ぼくは第一感としては、このことを話題にしたのは切り取り?その部分だけを切り取って話しているんじゃないかという気がしていた」と述べていた。