三代純歌「心からわびてほしい」悔し涙で主張 「正々堂々と出てきて答弁して」新潮社側出廷せず

 取材中に涙を流した三代純歌
 東京地裁の前で取材に応じる三代純歌
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 2022年に事故死したザ・ドリフターズの仲本工事さんの妻で歌手の三代純歌(56)が報道により名誉を傷つけられたとして週刊新潮、女性自身、週刊女性を発行する新潮社、光文社、主婦と生活社に対して損害賠償を求めた民事訴訟で、新潮社との「第1回口頭弁論」が21日、東京地裁で行われた。

 週刊新潮の発行元となる新潮社との第1回口頭弁論。三代側は報じられたドリフターズ・加藤茶から大声で叱責(しっせき)されたことなどが事実無根と主張しており、被告側は争う姿勢を示している。

 ただ、この日は第1回ということもあって被告側は代理人らも出廷しなかった。出廷後に喜田村洋一弁護士とともに取材に応じた三代は「今日は三行答弁だった。やはりそういう道で逃げてくるのは卑劣だと思います。『自分の記事には自信がある。記事が全てですよ』っていうのならば最初から正々堂々と出てきて答弁していただきたい」と語気を強めた。

 取材対応中には悔し涙を流した三代。「集団リンチみたいな感じですよね。本当に私はたった1人だけです。本当に今まで1人でずっと耐えてきました。だからもういいかげんに本当に謝罪していただいて心から本当にわびてほしいです。言い訳なんかせずに」と声を絞り出した。

 喜田村弁護士も「第1回ですので、代理人が都合で来られないっていうのはある」とした上で「やっぱりご自分の記事に取材をして自信を持ってお書きになったはずですから、きちんとした答弁はできたはずです。それがなされなかったのは残念だと思います」と語った。

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