アイスショー「氷艶　２０２４」主催者は２１日、６月８日から始まる「氷艶２０２４　十字星のキセキ」について、出演予定だった小野田龍之介が降板を申し入れたため、代役として大野拓朗が決まったと発表した。

　公式ＨＰによると、演出に関して宮本亞門氏が「演出」から「演出原案」に変更され、これに伴い「これまで氷艶の全公演に携わってこられた尾上菊之丞さんに『演出統括』としてチームを率いていただくこととなりました」などと説明されており、かなりの変更があった様子。

　そしてこの日発表された文書に「アイスショー『氷艶ｈｙｏｅｎ２０２４　十字星のキセキ』では、新たな環境で制作に取り組む中で、出演者・小野田龍之介さんから降板のお申し出を受け、本人と所属事務所、主催の間で話し合いを行いましたが、最終的には小野田さんのお気持ちを尊重し、降板という結論に至りました」と、小野田の降板を告知。

　あわせて小野田が演じる予定だったトキオ役は「大野拓朗さんが代役を務めて下さることとなりました」と発表。「大野さんにおかれましては、氷上での歌唱・演技という特殊な作品に対し、公演まで１カ月を切るタイミングでの突然のオファーを快く前向きにお受け頂き、心より感謝を申し上げます」とも記されている。

　なお、この出演変更による一般チケットの払い戻しは行わない。

　「氷艶－」は主演はフィギュアスケーターの高橋大輔。主題歌、劇中歌はゆずが担当している。

　大野は０９年にミスター立教に選出、１０年に映画「インシテミル～７日間のデス・ゲーム～」で俳優デビュー。１９年１２月から俳優修業のため単身渡米。大河ドラマ「西郷どん」、朝ドラ「わろてんか」「とと姉ちゃん」などにも出演。数多くの舞台にも出演している。大野はインスタグラムのストーリー昨日で「『氷艶』出演します！！！！」というメッセージとともに、スケート靴を履いた氷上での写真をアップしている。