藤あや子 術後初の公の場で圧巻唱「思っていたよりもスムーズに声を出すことができた」 5月上旬に子宮と卵巣全摘
3枚
演歌歌手の藤あや子(63)が21日、埼玉・ウェスタ川越で、デビュー35周年記念コンサートを行った。初期の子宮体がんで5月上旬に子宮と卵巣の全摘手術を受けてから初の公の場。体調が不安視されていたが、圧巻のステージを繰り広げた。
16日に貸し切りコンサートで復帰していたが、一般客の前での歌唱は術後初めて。伸びやかに「こころ酒」「喝采」など全18曲を熱唱した。「おかげさまでステージに戻ってくることができました。たくさんのお客さまに歌を聴いていただき、胸がいっぱいです」と喜びをかみしめ、「思っていたよりもスムーズに声を出すことができたので、自分でも少し安心しております」と話した。
今後の活動について「身体と相談しながら、自分のペースで歩んでまいります」としている。