「虎に翼」生理は描くも出産シーンはなし ネット「新鮮」「斬新」【ネタバレ】
23日に放送されたNHK「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)の人生のターニングポイントが淡々と描かれた。
この日の「虎に翼」では、妊娠していることが働いている弁護士事務所に分かってしまい、ボスの雲野(塚地武雅)からは仕事を休んで出産に備えるように言われた寅子。ただ1人の女性弁護士という重荷を一緒に分け合うと言ってくれたよね(土居志央梨)にも、妊娠のことは伝えておらず、よねはショックを隠せない。
結果、働きながら育てるという選択肢がなかった寅子は無念の涙を流しながら事務所を退社。恩師の穂高(小林薫)にも退社を手紙で伝え、専業主婦となる。
さらに1944年の春には、家の地所を軍に引き渡し、家も引っ越し。この時には寅子の腕の中には赤ちゃんがいた。ナレーションでは「寅子と優三の娘です。未年に生まれたので、優三の優の字を取って優未(ゆみ)と名付けられました」とあっさり紹介。朝ドラではヒロインの出産シーンは描かれることは多く、今回のようにいつのまにか?生まれているのはまれ。
ネットでも「出産をナレーションベースでも描かず、生まれた子の紹介のみ。斬新だ」「出産は見せ物じゃないし、このドラマではそのシーンが重要ではないってことでいいと思う」「出産シーンなくて良かった派です」「生理のことはあれだけ描いておいて出産シーンは飛ばす、というのが新鮮」といった声や、「優三さんが大喜びするところ見たかったなぁ」「出産シーンなくて突然生まれててびっくりした笑」など、さまざまな反応が上がっていた。