Ｍ－１王者の令和ロマンが２４日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで５月２９日に行うプロ野球ＤｅＮＡ対楽天戦での始球式のため、超大物球界ＯＢにコーチを受け、ファンから「レジェンドが過ぎる」など驚きの声が上がった。

　令和ロマンの高比良くるまは、大のＤｅＮＡファンだが、約１カ月前に、悲願の始球式が決定。２９日の対楽天戦でマウンドに立つこととなり、ＹｏｕＴｕｂｅでは始球式に臨む準備の様子を数回に渡ってアップしている。

　少年野球しか経験のないくるまは、なかなか上達していかないが、２４日にアップされた動画はついに超一流球界ＯＢがコーチとして登場。「お願いします！」と呼び込まれた人物は、元中日監督の森繁和氏だった。

　トレードマークのサングラス姿で登場した森氏についてくるまは「なんと吉本興業所属でございます」といい、森氏が２０年から所属だと聞くと「じゃあ、ぼくらの後輩と言うことで２こ下」といい、森氏も苦笑いだ。

　まったく野球を見てこなかった松井ケムリは、森氏のすごさを知らず。「パワプロのＯＢ選手で使ったぐらい」と言って、くるまに怒られていた。

　「小学６年生に教えるように」と、早速、森氏からコーチを受けたくるまは、みるみる上達。さらにツーシームまで教わり、捕手役のケムリが捕れないほど強い球が。「今のがオレのツーシーム」とケムリも自慢げだ。また、バッターが立つと「景色が変わる」と助言した森氏は「バッターにぶつけるイメージで」「バッターはよけるから」と驚きのアドバイスも送っていた。

　まさかの森氏登場に、ファンもビックリ。「一回ちゃんとした人に教わった方が良いと思ってましたが、思ってた数億倍ちゃんとしてる人きちゃったｗｗｗ」「この手の企画で呼ぶにはレジェンドがすぎる」「ガチで投手指導については日本一のコーチやないか」「このチャンネルで森繁和は普通に事件で草」「初心者向けのどんなピッチング動画よりも断トツで分かりやすかった」など、驚きと絶賛の声が寄せられていた。