郷ひろみ 天国の真島茂樹さんへ思い込め熱唱「あまりに突然」20代の頃バックダンサー務めてもらう

 歌手の郷ひろみ(68)が25日、千葉県松戸市の森のホール21で、全国27都市33公演を回るコンサートツアーを開幕させた。今回は「Initial G」というタイトルを引っさげ、往年のヒットソングを中心とした“王道ステージ”を展開。観客1850人の熱狂を追い風に、ツアーをロケットスタートさせた。

 登場時から熱い歓声と視線のレーザービームが突き刺さり、郷は「素晴らしいですよ。もう!」と興奮。「イニシャルGは、僕のコードネーム。今回は知っている曲ばかりをお届けする。それが僕、イニシャルGのミッションです」とあいさつし、代表曲「よろしく哀愁」や「言えないよ」など全23曲を熱唱した。

 ステージでは6月5日発売の通算110枚目となる最新シングル「できるだけ、」も初披露。通算シングル数「110」を2で割ると、名前にちなんだ「55」という数になるだけに「55周年に向けてということで、新曲は不思議な縁や出会いを感じる。そのつもりで頑張ります!GO~GO~!(55)」と高らかにほえた。

 開演前には、22日に虚血性心不全のため死去した「マツケンサンバ2」の振付で知られる、ダンサー・真島茂樹さん(享年77)を追悼。自身が20代の頃にバックダンサーを務めてもらい、4日に行われたNHKの音楽番組「ライブ・エール」の生放送では対面していた。そんな真島さんの訃報に「あまりにも突然でビックリ」と衝撃の大きさを明かした。

 若かりし頃にステージをともにした間柄。以来「お会いすると真島さんが僕に必ず声をかけてくれて、温かい目で見守ってくれた」と回想。「レベルが高くて、ダンスの域を超えている。バックダンサーを務めてくれていたけど、バックな気がしなかった。一緒になって踊っているなという感覚の方」と偉大なダンサーへ敬意を示した。

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