女優、タレントのいとうまい子（５９）が２７日、フジテレビ系バラエティー番組「ぽかぽか」にゲスト出演。タレント業、社長業、研究者、社外取締役の４足の草鞋を履くすさまじい１日のスケジュールを明かして共演者を驚がくさせた。

　１９８３年にアイドル歌手としてデビュー、「不良少女とよばれて」「高校聖夫婦」などドラマで人気者となり、バラエティーにも出演しているいとうだが、２０１０年に早大人間科学部に入学。大学院にも進み、現在は予防医学の研究者でもある。１７年にはテレビ番組制作会社の社長にも就任。「実はうちの兄がこのお仕事をやってて、でも突然死しちゃった」と引き継いだ経緯を説明した。

　そのほかにも２つの企業で社外取締役を務めており、４つの顔を持つ。そんないとうの１日のスケジュールが紹介されると「４時～７時睡眠」にまず驚きの声。「３時間ぐらいは寝てます。今日も４時間ぐらいしか寝てない。だいたい３～４時間で」と話し、朝、昼の食事の時間がないことを聞かれると「私、朝とお昼は食べないんで。夜しか１食しか食べないんで、その間何かできます」とサラリ。

　ハライチ・岩井勇気が「夜９時から２時の実験・研究って何ですか？」と尋ねると「これは栽培培養とかしてるんで、実験のために。実験室に行ってやってると６時間ぐらいあっという間にたってしまう」と熱心に説明。

　「睡眠」に続いて「家事」「取締役会」「ミーティング」「講演会」「食事会」「実験・研究」「読書」「寝る準備」と並ぶスケジュールに、ハライチ・澤部佑が「食事会でしょ、いわゆるお仕事関係の人とか。何にもないじゃないですか」と自分のための時間がないと指摘すると、いとうは「いや、めちゃくちゃ自分の時間じゃないですか、全部。やりたいことしかやってないですもん。実験も楽しくてしょうがないし、講演会とかも自分が話したいこと話すし、全然やらされて嫌なことは１個もやらないようにしてるんで。全部自分の時間として使ってる」と心底楽しそうに話した。