中村獅童次男・夏幹くん 祝幕お披露目会見で大ピンチ!アクシデント発生も父と兄が神フォロー

 歌舞伎俳優の中村獅童(51)と長男・陽喜くん(6)、次男・夏幹くん(3)が28日、東京・歌舞伎座で初代中村陽喜、初代中村夏幹の初舞台に向けた祝幕お披露目会見に登場した。

 「六月大歌舞伎」(1日初日・歌舞伎座)で使用される「風神雷神」の祝幕は、タレントで映画監督のビートたけしが原画を手がけた。獅童がたけしの映画「首」(23年)に出演した縁で作成を依頼したという。

 複数のデザイン案から2人の息子を含めた家族で選んだ図柄に、陽喜くんは「自分たちが選んだので、やっぱ良いなと」と笑顔。だが会見の途中、緊張からか夏幹くんが尿意を我慢しきれないアクシデントが発生。大ピンチレベルMAXのハプニングによって一時降壇となったが、2人となった壇上で陽喜くんが見得を披露すれば、獅童も8歳の時に経験した襲名後の初舞台の話しを引き合いに「とにかく緊張したのも覚えている。極度の緊張でお腹が痛くなって病院にいきました。こう見えて、あがり症なんですよ」と明かすなど、会見を盛り上げた。

 会見後の写真撮影は、稽古予定の都合上、会場を使える時間も迫っていたことから、スタッフが一時は2人で行うことを提案。それでも獅童は「一生に一度のことだから」と話し、周囲のフォローの結果、最後は親子3人で祝幕の前での撮影が実現した。息子2人にとって襲名後初舞台は、獅童自身も「(出演する)4つの演目で初役なので、4冊の台本とにらめっこ。子どもどころではありません!」と話すが「(2人は)舞台に出させてもらうのが大好き。病気をすることなく元気で最後まで楽しく演じてくれれば、親としては満足」と話した。

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