「虎に翼」父が突然動かず→寅子動揺→石田ゆり子が「まだよ」でネット泣き笑い まさかの寝落ち【ネタバレ】

 29日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」は、優三(仲野太賀)の戦病死を隠していた直言(岡部たかし)が、家族全員を呼び、突然の懺悔を始める。そのまま突っ伏し、まさか…と家族全員が思った瞬間の母・はる(石田ゆり子)の一言にネットも爆笑した。

 この日の「虎に翼」では、優三の戦病死を隠していた直言が家族を呼ぶ。当然優三のことを謝ると思ったが、言い出せない直言は、花江はいつまでも家族だが、好きな人ができたらその人についていってもいいなどと言い出す。

 すぐさま花江は「お父さん、それ今する話じゃない」とナイスアシストを繰り出し、直言は寅子と向き合い、優三のことを謝罪。一家の大黒柱である寅子が倒れたら一家が共倒れになると思い、言い出せなかったと謝る。

 これをきっかけに、直言はせきを切ったように懺悔をスタート。寅子の結婚相手は花岡(岩田剛典)が良かったから、下宿先まで見に行ったことがあった、直明が頭が良すぎて本当に自分の子か疑った、はるが怖くてこっそり飲みに行った、花江がどんどん強くなっていくのが嫌だった…など懺悔は止まらない。

 寅子がそれを止めると、直言は寅子の手を握り「ごめん」と言って座ったままそのまま突っ伏してしまう。驚く寅子は「え?お父さん?お父さん?」と動揺するも、ここではる(石田ゆり子)が直言の心臓の音を確認。そして一言、「まだよ!」。

 「寝てるだけ」というはるの言葉に、家族は「こんな体勢で?」とびっくり。寅子も「すっきりした顔しちゃって」と愛おしい表情で直言を見つめる。その数日後、しずかに直言は息を引き取る…。

 ネットははるの「まだよ!」に爆笑。「見事な退場劇!久々笑わせてもらえた。はるさんの『まだよ!』も楽しかった」「ある意味新作の猪爪家劇場:ショートコント『まだよ』」「お母さんの『まだよ』でちょっと救われました」「はるさんの『まだよ』でこらえきれず笑ってしまった。ごめんなさい。でもほんと最後までいいパパだった」など、寂しい出来事だが、直言らしい最期に笑いも起こっていた。

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