トンガリ過ぎていた今田耕司 真っ暗楽屋で異様光景 中山秀征が目撃「風切る音しかしない」の恐怖

 中山秀征
 新喜劇ロス公演での今田耕司(2006年7月撮影)
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 タレントの中山秀征が28日、テレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」で、93年に共演した今田耕司の当時の異様な楽屋の様子を明かした。

 この日は芸能生活42年の中山の人生をたどり、93年に今田耕司とダブルMCを担った「殿様のフェロモン」での出来事を振り返った。

 中山はこの番組で「レギュラー14本目」というベテランだったが、関西から出てきた今田はこれが東京初レギュラー。中山は「そのときは知らなかったが、気合いが違った。俺(中山)という存在が納得いかない、侍が戦火に向かうような空気感が、今ちゃんの楽屋にはあった」と説明。

 当時の中山の楽屋は「深夜番組でワイワイやって、寿司取ったり、飲んだりしながら打ち合わせをしてた」というが、対する今田の楽屋は「真っ暗」。その中で何をしているのかと心配になりのぞいたところ「見たらシャドー(ボクシング)。暗くて、まだ来てないのかと思ったら、風を切る音しかしない」と、異様な光景を目の当たりにしたという。

 そんな中山と今田がうまくいくわけもなく、番組も半年で終了してしまう。そこから長い間、中山と今田は疎遠になるが「15年ぐらいして飲んだ」といい、今田が謝罪。中山も「俺も若かったしとっぽかったから、やりづらかったでしょ」とこちらも謝罪。すると今田が「あのときは全員殺しにいくつもりだった。片っ端からいてまえと…」と共演者に対して敵意をむき出しにしていたと打ち明けてくれたという。

 そして今田は「あの時はテレビを分かってなかった。テレビを分かっていたのは秀ちゃんだけ。だからそれを今、俺はやっている」と言ってくれたといい、中山も「今ちゃんと会って、ストイックな笑い、違うスタイルを見せてもらったのは感謝している」と告白していた。

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