ＴＢＳの定例社長会見が２９日、都内の同局で開催。ＢＳ－ＴＢＳで“酒番組”が増加傾向にあることについて、伊佐野英樹社長が言及した。

　ＢＳ－ＴＢＳでは、「吉田類の酒場放浪記」（月曜、後９・００）、「おんな酒場放浪記」（金曜、後１１・００）、「夕焼け酒場」（土曜、後６・００）など、酒番組が充実している。また、２１日からは「カンニング竹山の昼酒は人生の味。」（全４回放送予定）の放送も開始した。

　これに伊佐野社長は「私の意向ということではないんですけれども」と苦笑。続けて「お酒を飲む番組という風なカテゴリーだと確かに多いかもしれませんが、一つ一つをよく見ていただきますと、竹山さんの番組は『お酒を通して人々の人生を語る』というもので、他の番組とはまた違った味わいになってるかと思う」と説明した。

　また、「そういう企画があるとですね、また『じゃあこれはどうだ、これはどうだ』といろんな企画のご提案をいただくもんで。それでちょっと結果的に増えているという状況にあるのかと思います」と結果的に酒番組が増えていると説明。改めて、「特に私の意向という状況ではございません」と繰り返した。