「今いくよ・くるよ」の今くるよさん（年齢非公表）が、２７日、膵がんのため亡くなった。高校の同級生でソフトボール部の仲間だった相方・今いくよさんは、１５年５月２８日に胃がんで亡くなっている。

　コンビ仲の良さで知られ、後輩からも慕われた。女性漫才コンビ「非常階段」として活躍し、１９９６年６月に３７歳だった相方・ミヤコさんを肺がんで亡くしたシルク（年齢非公表）は、「とにかくお優しくて、朗らかで、いくよ師匠とともに、女芸人のためにと、毎年３月３日はひな祭り会と称して、新人からベテランまで、３０人近くを招待してくださり、３０年近くも開催してくださいました。おかげで、後輩の皆さんとも面識ができたり、先輩にアドバイスいただけたりと、和やかな交流の場になりました。本当に面倒見がよくて、皆育てていただきました。」と「いくくる」の２人が催していた３月３日の女性芸人の親睦会にも触れた。

　「女芸人に年齢は関係ない！！と、、、年を聞かれたら芸歴で言えばいいやろ」と口にしていたというくるよさん。ロケでベトナムに行った時、飛行機の搭乗券に、年齢が書かれており、当時のマネジャーに「芸歴で書きよし。。」と言い、「マネジャーが「パスポートと同じでないと」と困っていたという年齢非公表エピソードも振り返った。

　晩年は車イス生活で、施設に入っていたそうだが、面会室で対面。「帰りますというと、、、一瞬寂しそうなお顔になって。。すぐに、またきてよし！！と笑顔に。。昨日２０年来のマネージャーに看取られていくよ師匠の元へ旅立たれました。。」とつづり、「今日はいくよ師匠の命日です。どこまでも仲の良いお二人でした。お世話になり過ぎて。。。感謝どころではありません。心よりお礼申し上げます。ご冥福をお祈りいたします。。安らかなお顔でした。。。寂しくなります。ありがとうございました。」と感謝をつづった。