女優の新垣結衣が２９日、都内で行われた早瀬憩とのＷ主演映画「違国日記」（６月７日公開）の公開直前イベントに共演の夏帆らと出席した。

　今作はヤマシタトモコ氏による同名漫画が原作。生きることに不器用な３５歳の女性小説家・高代槙生（新垣）と、両親を亡くした１５歳の姪・朝（早瀬）の同居生活を通して心の交流を描く。

　９日に行われた舞台あいさではぱっつん前髪姿だった新垣は、その前髪を少しくるんとさせたキュートなヘアースタイルで、ゆったりとしたワンピース衣装で登場した。

　元々、原作のファンだったという新垣は「完成したものを見た時は、なかなか客観的に見られなくて」としみじみ。「いつもは割と、自分の出演作品って１回目は自分の反省点みたいなのをすごく見てしまうけど、今回は初見からすごい心が洗われた気持ちになった」と笑顔で語った。

　そんな映画について新垣は「伝えたいメッセージっていうのは本当にたくさんある」と説明。「すごく優しい物語だなと思っていて。それは原作を読んでいても感じたので、その空気が映画の中にも感じてもらえるかなと思うので、今はとてもうれしい」とアピールした。

　新垣はこの日未明、歌手で俳優の夫、星野源がパーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」に電話出演。星野がネット上で取り上げられている自身への疑惑について、夫婦そろって否定した。