ＬＤＨ最強にして芸能界最強の男、ＴＨＥ　ＲＡＭＰＡＧＥ・武知海青（２６）が超人ぶりを発揮している。身長１８２センチ＆体脂肪率３％という恵まれた鋼の肉体を生かし、２月にプロレスデビュー。５月３日放送のＴＢＳ系「最強スポーツ男子頂上決戦２０２４」で総合優勝を飾った。昨年５月から始めたゴルフは、ドライバーで３４０ヤードをたたき出す飛距離モンスター。パンプアップを続け“ハルクボディー”を手にした武知が目指す場所とは－。

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　－制覇した「スポーツ男子」を振り返ると？

　「ファイナルステージは悔しかった。ぶっちゃけると、２日前まで埼玉２ＤＡＹＳ公演をしていた。翌日朝に地方のイベントに行って、夜中で帰って、翌日朝からの撮影だったので、ダメージ来るとは分かっていて。それに対する体作りはしてきたけど、どうしても足りなかった。地道に３カ月準備して、１カ月前から体脂肪率を３％台にキープして、スポ男へ体を慣らせていきました。ライブのゲネプロ前も７キロ走り込んで、両足に重りをつけて踊りました」

　－普段の体作りは？

　「体作りはゴールがない。今がベストを当たり前に続けていきたいですが、試行錯誤ですね。ありがたいことに体に関するジャンルのお仕事をよく頂く。そのお仕事とライブができる中間の体を作るようにしている。今は体脂肪率は４％で維持していて、体の撮影となった時には、一気に絞って３％台に突入できるようにいつでも準備をしている。ライブは持久力が必要なので、５％台に乗せて、終わったら４％台に戻していますね」

　－鋼の肉体はどうやって作られているのか。

　「主には食事ですね。３食自炊しています。野菜を生で食べるのが苦手なので、白菜、ニンジン、小松菜を鍋に入れて、白だしと塩としょうゆとだしを入れて、ヘルシーなスープにする。それに加えて朝は発酵食品や玄米など、考えながら組み合わせています。減量と決めたら外食はしない派。仕事が決まったら、その夜から食事で体作りを始めます。運動も合わせてして、仕事が終わったら、体をフラットにするために１カ月間運動をしない時期を作っています」

　－鍛えた先にやってみたいことは？

　「めちゃくちゃ壮大な夢で言うと、いつか国家資格を取りたい。理学療法士、柔道整復師、鍼灸（しんきゅう）師とか。資格を取って、自分のジムを開きたいという夢があります。その人に合ったトレーニングをした後、施術までするジム。自分がけがする経験が多くて良くない方向に行ったこともあるので、それをなくすためにも基盤となるようなジムにしたいんですよね」

　－７月２４日発売の新曲「２４ｋａｒａｔｓ　ＧＯＬＤ　ＧＥＮＥＳＩＳ」について教えてください。

　「２４ｋａｒａｔｓはＥＸＩＬＥを象徴している楽曲。初めて継承させていただくということで、何回もデモを聞いて『２４はもっとこうじゃないですか』と意見させていただいた。振り付けも僕たちでしました。僕は２４で育った世代。２４に憧れてＬＤＨに入った身でもあるので、継承させていただくことにすごく感慨深いモノがあります。夢が実現して良かった。２４のジャージーも買っていましたね！ＭＶ撮影で初めてサングラスをかけた。ＡＫＩＲＡさんが２４の時にかけているのを見て、めちゃくちゃ格好いいなと思って、勝手に継承させていただきました（笑）」

　－８～９月にＪｒ．ＥＸＩＬＥ世代を中心としたライブ「ＢＡＴＴＬＥ　ＯＦ　ＴＯＫＹＯ（ＢＯＴ）」が開催される。

　「今回は『Ｊｒ．ＥＸＩＬＥ　ＶＳ　ＮＥＯ　ＥＸＩＬＥ』がテーマで、去年のライブとは違う物になる。僕らはＴＨＥ　ＪＥＴ　ＢＯＹ　ＢＡＮＧＥＲＺと対決させていただく。大人数、ダンスを得意としたグループ、スリーボーカルという共通点もあるので、面白いステージになると思う。先輩の背中を追いかけてここまで来て、気付けばＢＯＴというくくりでは、一番年上になった。ハングリー精神旺盛で初心を忘れず、誰でもかみついてやろうという気持ちで臨みます」

　◇武知海青（たけち・かいせい）１９９８年２月４日生まれ。兵庫県出身。１４年９月にＴＨＥ　ＲＡＭＰＡＧＥのメンバーとなり、１７年１月にメジャーデビュー。２２年３月にＴＢＳ系「最強スポーツ男子頂上決戦」で総合優勝し、２４年５月放送分で連覇。２月にプロレスデビューした。最近ハマっているのはゴルフ。「昨年５月から始めて、スコアは１００切るかどうか。ドライバーで３４０ヤード飛ばした。パワーが強すぎて、奥を貫いてＯＢが良くあります（笑）」。身長１８２センチ。