古市憲寿氏、小池知事は「戦後最悪の政治家の1人」も「いいこともたくさんあった」

 社会学者の古市憲寿氏が30日、フジテレビ系「めざまし8」で、参院議員の蓮舫氏が立候補した都知事選について言及。蓮舫氏はまだ、具体的な政策を発表していないことから「小池都政のどこをリセットして、どこをリセットするべきではないかが、あいまい」と指摘した。

 この日は七夕決戦となる都知事選を特集。いち早く立候補を表明した蓮舫氏は29日は挨拶回り。一方の小池百合子知事は立候補はまだ表明していない。

 これに古市氏は蓮舫氏の会見は「生き生きしていて、それはすごく新しい風と言う意味ではいいと思うが、まだ政策が分からない」とコメント。蓮舫議員は小池都政をリセットすると言っているが「小池都政って、いいことも悪い事もあった」といい「例えば僕は、小池都政のコロナ政策は全く支持していないし、世の中をあんだけ煽って、映画館やデパートを閉めようとしたり、戦後最悪の政治家の1人だとぼくは思っているが、そんな小池都政でもいいこともたくさんあった。教育や貧困、アーティスト支援とかすごいたくさんやってきて」と語った。

 そのため「小池都政のどこをリセットして、どこをリセットするべきではないかがあいまいだから、結局このままでもいいんじゃないかと会見で思っちゃった」と率直な印象も。これから蓮舫氏が政策を発表していくことから「まだ政策議論になっていないから、これがどうなっていくかは注目している」とも述べた。

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