倉持仁医師 コロナ感染増加も対応できない医療体制に落胆「さすが5類。詰みです」
宇都宮市のインターパーク倉持呼吸器内科院長で、日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」、TBS「Nスタ」などで新型コロナウイルスの解説を務める、倉持仁医師が30日、Xを新規投稿。新型コロナウイルスが増えてきたにも関わらず、救急対応できていないことを指摘。「さすが5類。詰みです」と嘆いた。
倉持医師は「家族でコロナで、呼吸苦しいからってきたら酷い肺炎で酸素飽和度60%台で、もう病床使えないので他の病院に聞きましたら3次救急に当たってくれって軒並み秒で断られ、3次救急50万都市だけど1個しかないから、万一この様な症例が増えたら困ると思いつつ、コロナの診療体制コロナ前にがっちりもどっております。さすが5類。詰みです」と感染症法上の位置づけが昨年5月で2類相当から5類相当に変わったことをもとに、記した。
28日には、「コロナみぢかにふえてきました。今日お聞きしたのですが、2000人ぐらい職員の方がいる大きな会社で、コロナ後遺症と診断されて一年近く治療を要している方は1人とのこと」と書いていた。
さらに「多いとか少ないではなく、グローバリゼーションの結果世界中に新たに出た問題であり、真摯に向き合い対応しないと、そのうち何の対応もできなくなり、みんなやられるんぢゃなきゃいいぢゃないみたいに国がなったらおしまいだが、なんかそうなりそうです。0か100か、みたいな選択しかできなくなるのは避けていただきたい。が、むりっぽい。」と絶望を込めた。