半﨑美子 音楽授業ツアー オファー殺到に応える!ショッピングモールの歌姫が先生に
シンガー・ソングライターの半﨑美子(43)が、全国の学校を巡る“音楽授業ツアー”を行うことが30日、分かった。本年度から自身の楽曲「地球へ」が小学5年生の音楽の教科書に掲載されたことを受け、所属事務所やレコード会社に先生役のオファーが殺到。6月5日の東京・北区滝野川もみじ小学校を皮切りに、次世代の子供たちと歌に込めたメッセージを掘り下げていく。
「ショッピングモールの歌姫」の異名を取る半﨑が“音楽の先生”になる。これまでも学校で講演や合唱の特別授業を行ってきたが、音楽の教科書に「地球へ」が掲載されたことで「子供たちと一緒に歌い、歌のメッセージを考える機会をつくってもらえないか?」と問い合わせが殺到。6月から活動を拡大することとなった。
「地球へ」は故・本田美奈子.さんが環境問題を提起した散文を基に書き下ろしたバラード。地球に語りかけるように「♪眠らずに今日もまたまわり続けているけど疲れてはいないですか?」と歌う。音楽のみならず社会や道徳の授業にも通じるメッセージ性を持ち合わせた曲となっている。
2021年発表の同曲で「自身の曲が教科書に載る」という長年の夢をかなえた半﨑は「『地球へ』の歌詞のメッセージから何を受け取り、どんな問いを立てるのかなど、歌いながら考える時間を過ごせたらと思っています」と期待。今後もオファーを受け付けており「豊かな想像力を生かして、みんなで地球へお手紙を書くような気持ちで、歌い、語らう。どんな発想や感動が飛び出すのか今からとても楽しみです」と心待ちにしている。
キックオフとなる滝野川もみじ小学校の近藤充廣校長は「半﨑さんの曲を通し子供たちの心の教育やこれからの地球環境を考えるSDGsの授業ができたら、こんな素晴らしいことはないです」とコメントを寄せた。