「オードリー」再放送 長嶋一茂がついに超長台詞で生い立ち告白 ネットドキドキ「頑張れ!」
00年に放送されたNHK連続テレビ小説「オードリー」は31日、NHKBSで再放送。この日は錠島(長嶋一茂)が、美月(岡本綾)へ、自分の生い立ちを聞かせる長台詞が。ネットではドキドキしながらそのシーンを応援する声が一部で上がっていた。
この日の「オードリー」は、椿屋に手切れ金を返しにきた錠島を滝乃(大竹しのぶ)が追い返す。それをたまたま椿屋の窓から見てしまった美月は、滝乃の制止を振り切って錠島を追いかける。
美月は錠島のアパートへ行き、河原へ行き、最後は大京映画の橋の上でようやく錠島を発見。そこで錠島は滝乃から渡された手切れ金を美月に返し、帰ろうとする。だが美月は自分が裕福に育ったから錠島を好きになってはいけないのか?と訴え。ここから錠島は自分の生い立ちをとうとうと語り出す。
横浜の施設を「くそまみれ」になって飛び出し、「東海道を西へ西へ」向かったという。お腹が減れば食べ物を盗み、公園のベンチやガード下は最高の寝場所だという生活。寒ければ車にかかっているシートを盗んで毛布代わり。強盗の容疑もかけられ、少年院にも入った。出所後には「ヤクザか俳優になるしかない」として太秦に流れ着いたという。
これに美月は涙。錠島の生い立ちに同情したのではなく、錠島が自分の事を少しでも話してくれたのが嬉しかったといい、「錠島さんが好きや」と言って、錠島の胸に飛び込んでいく。そんな美月をそっと抱きしめる錠島…。
無口という設定の錠島は、ドラマ内でもほとんどしゃべらないが、この日がドラマ開始以降、1、2を争う長台詞で生い立ちを振り返る。これにネットは「大石静先生の容赦ない長台詞を何とか耐えきった長嶋一茂!」「超長台詞がんばれジョー」「長台詞チャレンジ!」「長台詞だ!頑張れ一茂!」「長台詞終わってホッとした」など応援メッセージが多数上がっていた。