２人の子供を持つヴァイオリニスト・高嶋ちさ子が２９日、日本テレビ系「１周回って知らない話」に出演。アメリカに留学中の長男（１７）と次男（１５）に密着取材した映像が放送された。

　２人はともに、大学まで一貫の学校に通っていたが、長男は小学校卒業後の１８年９月に、次男も２１年９月に渡米している。

　子供のころから、テレビや新聞、ＳＮＳなどのメディアで子供や子育てについて発信してきた高嶋。２０１６年２月、新聞コラムで、当時９歳と６歳だった息子が「ゲームは平日だけ」のルールを破ったことに怒り、ＤＳ（携帯ゲーム機）を「バキバキに折った」と記述。ネット上で大炎上したことについて、質問された長男は、「これ言っていいのか分からないけど…、（ゲーム機）折られて炎上したじゃないですか。自分は（騒ぎになって）申し訳ないと思ってたけど」と断った上で、「意外とお母さんが、シュン…、ってなる、色々言われて…、それ見てて、気持ちよかったです」とニヤリ。想定外の反応に、ＶＴＲを見ていたスタジオも「え～っ？！」と騒然。高嶋も苦笑いした。

　長男は「最近ママ、静かじゃない？ヤッター！！（笑）」と思ったことを打ち明け、「（ママに）殺されそう、ハハッ！」と笑った。

　そして、冷静な様子で「お金出してもらってる親には感謝しかないし、ありがたい。こんな良い学校入れて、いい友達できて…」としみじみ。「いつかしなきゃいけないと思ってるのは…、自分が親から使ってきたお金を返すことですかね。さすがに死ぬほど使ってきてるので。ちょっとずつ…っていうか、できるなら一気にバンと返してみたいです」と親への感謝をしっかりと口にした後、「返さないと呪われそうじゃないですか（笑）。死んでも呪ってきそうじゃないですか」と母親譲りのユーモアとリップサービスたっぷりに話した。

　高嶋はバキバキ騒動に関する長男の発言に、「薄々感じてました。だってパパも本当嬉しそうだったから！」と豪快に笑っていた。