元トップスター・真飛聖 宝塚退団以来13年ぶりの男装披露 リアルすぎる「昭和のヤンキー」姿にスタジオ大興奮

 元宝塚歌劇団花組トップスターで女優の真飛聖が、レギュラーを務める5月31日放送のフジテレビ系バラエティー「ぽかぽか」に生出演。約13年ぶりに男装姿を披露した。

 番組の新企画として、真飛が「カッコいい男装を見せる」というコンセプトの「真飛コレクション」がスタート。共演のアンジャッシュ・児嶋一哉の提案で、この日のテーマは「昭和のヤンキー」だった。

 真飛は前髪を巨大なリーゼントにセットし、裏地が紫の短ラン&ボンタンに革ベルトも紫、さらに赤シャツ、黒のエナメルシューズを身につけ、つぶれた黒のかばんを小脇に抱えつつ、周囲に“ガン”をつけながらスタジオに登場した。さらに全カメラに強烈なガンを飛ばし、謎の“キツネポーズ”を披露すると、「ぽかぽか、今日もヨロシクゥ!」と一言。短ランを脱いだ赤シャツの背中には、黒字で「夜露死苦」と記されていた。

 この本格的な姿に、MCのハライチ、神田愛花アナウンサーらは「かっこいい!」と大興奮。真飛は「マジでやってきちゃたから」と照れ笑いを浮かべつつ、本番開始3時間前にはスタジオ入りして独自のリハーサルを行っていたことも告白し、「(児島が)ハードル上げすぎちゃったから、どうしようかなぁって」と話した、

 圧倒された様子のハライチに、真飛は「引いてる」と苦笑い。岩井勇気が「もうちょっと宝塚テイストにしてほしかったな。コントのヤンキーみたい」とツッコむと「確かにね~」と応じた。澤部からは、途中で披露した「キツネポーズ」について「あのポーズは何なんですか?」との問われ、「何か、ヤンキーのポーズあるって聞いたんですけど、覚えられなくって、キツネになっちゃいました」と笑いながら明かした。

 真飛は同日深夜に自身のインスタグラムを更新し、「最初 聞いた時は、もう宝塚を卒業して13年も経っているし いや~もう無理でしょ。。。って言っていたのですがどうせやるなら、思い切り楽しみながらやるのが1番だなって思いまして・・・やらせていただきました!!」と説明。「やはり時が経っても、身体には染み付いているもんだなぁ~っと改めて感じた、貴重な時間でした」と振り返った。

 真飛は1995年に81期生として宝塚歌劇団に入団した。2007年に花組トップスターに就任し、11年4月24日の東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。この日がそれ以来、13年ぶりの男装披露となった。

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