古市憲寿氏 「セクシー田中さん」問題で日テレ側の芦原さんへの姿勢を疑問視「どうして」「かなしい」
社会学者の古市憲寿氏が5月31日深夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。同日に日本テレビが公表した、昨年10月期の同局系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんが今年1月に死去した問題に関する調査結果に触れ、日本テレビ側の芦原さんに対する姿勢を疑問視した。
古市氏はXで「日本テレビが発表した『セクシー田中さん』の報告書を読んでいます。報告書23ページに芦原妃名子さんの日テレサイドに対する文章が掲載されています」と説明。「丁寧かつ明確に『作者の意図』が伝えられています。どうしてこの文章を受け取っていたのに『作者の意図』がわからなかったというのだろう。かなしい」と、日本テレビ側の釈明に疑問を呈した。
同作をめぐっては、芦原さんが第9、10話について、脚本家の改編が目立つことを理由に自身が脚本を担当したいと主張。放送終了後、脚本家の相沢友子氏が自身のインスタグラムで経緯と不満を明かした。芦原さんもその後、SNSで事情を説明したが、2日後に投稿を削除し「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。」と謝罪。翌日に死亡が確認された。