中村獅童の息子・陽喜&夏幹らが初舞台 「六月大歌舞伎」初日 ビートたけしも祝幕
歌舞伎俳優・中村獅童(51)と長男の中村陽喜(6)、次男の中村夏幹(3)らが出演する歌舞伎座「六月大歌舞伎」(24日まで)が1日、初日を迎えた。
初代中村萬壽(69)、六代目中村時蔵(36)の襲名披露公演で、五代目中村梅枝(8)と陽喜、夏幹にとっては初舞台。萬屋にゆかりの出演者がそろう華やかな舞台で、萬壽らに向け世界的に活躍する日本画家・千住博氏、陽喜と夏幹に向けてはタレントのビートたけしがそれぞれ手がけた「祝幕」も舞台を彩った。
昼の部では「上州土産百両首」、「時鳥花有里」、「妹背山婦女庭訓」が、夜の部では「南総里見八犬伝」、「山姥」、「魚屋宗五郎」を上演した。「山姥」では、来年5月に息子の尾上菊之助が八代目を襲名することを発表した七代目・菊五郎も舞台に登場した。