庄司浩平 飛躍誓った!「マネジャーさんを笑顔に」「目標はハリウッド」 オーディション番組経てドラマ出演
俳優の庄司浩平(24)がブレークに近づいている。1月からテレビ朝日で放送された「人生が変わる、シン・時代劇オーディション『真剣 SHINKEN』~新選組への道~」に参加して目標の役こそ逃したが最終審査まで残り、放送中の同局系ドラマ「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(水曜、深夜0・15)へのレギュラー出演を勝ち取った。期待の若手がさらなる飛躍へ思いを語った。
188センチの長身に端正な顔立ちで、いつブレークしてもおかしくない逸材。今回のドラマでは歴史上の人物で新選組の一員・斎藤一を演じている。庄司は「自分の強み、魅力をより発揮できる役をオファーしていただいた。期待をいい意味で裏切りたい」と力を込めた。
参加した今作のオーディション番組には「人生を変える」ために並々ならぬ思いで臨んだ。だからこそ「目標の役に受からなかったことはしっかりと受け止める必要がある」と悔しい思いは忘れていない。それでも、同世代のネクストブレーク俳優が集うこのドラマ出演をきっかけに「そろそろマネジャーさんを笑顔にしないと」と笑いつつ、「(人生を)変えたろうと思う。この俳優たちの中で自分が突き抜けたい」と言い切った。
所属するオスカープロモーションには大学生だった19年にバイト帰りの電車の中で芸能関係者にスカウトされ、紹介によって所属することとなった。「せっかくだし、誰にでもやれる機会ではない」と芸能の道へ進むことを決断をした。
小3から高3まではクラブチームや部活でバスケットを続け、今でも趣味でプレー。Bリーグのゲスト解説を務めたこともあるほどで、「日本代表とNBAも応援しているし、Bリーグもリーグとして非常に拡大してる市場で楽しいです」と口調は熱を帯びた。
昭和歌謡が好きという意外な一面も持つ上に、4月からNHKEテレ「NHK俳句」にレギュラー出演。その上、英語も堪能という多才ぶりで、最終的には「海外中心」の活動も視野に入れている。「俳優としての目標はハリウッドで役割を強く持ったキャラクターとして出たい」と宣言。つかみ取ったチャンスからステップアップを予感させた。
◆庄司浩平(しょうじ・こうへい)1999年10月28日生まれ。東京都出身。19年10月に「男劇団 青山表参道X」のメンバーに加入。20年5月からテレビ朝日系「魔進戦隊キラメイジャー」レギュラー出演(キラメイシルバー/クリスタリア宝路役)。特技はバスケットボール、趣味は読書・昭和歌謡を聴くこと。憧れの俳優は中井貴一。専修大卒業。身長188センチ。血液型A。