BEYOOOOONDS・江口紗耶 コンプレックス武器に飛躍期す 「モデルというお仕事への憧れも」高身長に悩みも熊井の言葉が転機
アイドルグループ・BEYOOOOONDSの江口紗耶(20)がこのほど、5月29日発売の最新シングル「灰toダイヤモンド/Go City Go/フックの法則」をPRするとともに、コンプレックスを強みに変え、アイドルとして前進していく決意を語った。
身長170センチ。抜群のスタイルで過去には「脚が長すぎるアイドル」としてトレンド入りしたこともあるが、その高身長は「ずっとコンプレックスだった」。メンバーと並ぶと文字通り、頭一つ抜け出す自分は、「浮いてしまっているんじゃないか」という不安が消えず。写真撮影ではこっそりひざを曲げることも多かったという。
昨年9月、ハロー!プロジェクト25周年記念コンサートで、元Berryz工房の熊井友理奈からかけられた言葉が転機となった。
「身長が高いのはすごくかっこいいことだから。自信を持って、背筋を伸ばして歩いていってね」
アイドル界No.1とも言われる181センチの長身で、モデルとして数多くのランウェイを経験している熊井の言葉が「心に刺さりすぎた」という。「コンプレックスを強みに変えていこうと思えた瞬間でした。モデルというお仕事への憧れも出てきました」と、新たな夢への一歩を踏み出した。
グループは2018年10月の結成からもうすぐ6年。新曲「灰toダイヤモンド」は「今までのBEYOOOOONDSにはなかったかっこよさが詰まった」ものになった。メンバーの卒業発表も続き、グループは変化の時を迎えている。
「今までグループが変わらなかった分、ファンの皆さんの中に、これからも変わらない、という期待もあったと思う。でも前向きに、新しいBEYOOOOONDSに期待してほしい」。コンプレックスを乗り越え変われた自分が、変わっていくグループで何ができるのかを探しながら、背筋を伸ばし歩いていく。
◆江口紗耶(えぐち・さや)2003年8月1日生まれ。兵庫県出身。血液型はO型。2018年6月9日、ハロプロ研修生4人からなるグループを結成し、10月20日、「BEYOOOOONDS」、「CHIKA#TETSU」として活動開始。趣味はお菓子作り、UFOキャッチャー。座右の銘は「努力はすべての扉を開く」。