TBS「アンチヒーロー」第8話 過去の伏線全回収で大反響「全部つながってたのか!」世帯視聴率は10・2%

 静かに怒りに打ち震える弁護士・明墨(長谷川博己)©TBS
 弁護士・明墨(長谷川博己)©TBS
 闇バイトを斡旋する人物・江越(迫田孝也)ととある取引を試みる弁護士・明墨(長谷川博己)©TBS
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 俳優・長谷川博己が主演するTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」(後9・00)の第8話が2日に放送され、世帯視聴率が10・2%、個人全体視聴率は6・5%を記録したことが3日、分かった。

 今作は初回から世帯視聴率11・5%という数値で好発進。また、5話では10・1%、6話は10・3%、7話でも10・2%と続き、今回も2桁維持となった。

 物語は殺人犯をも無罪にしてしまうダークな弁護士・明墨(長谷川)が題材。長谷川が7年ぶりに同枠で主演を務める作品で、日常の小さなことがきっかけで正義と悪が入れ替わる様を描いた“逆転パラドックスエンターテインメント”だ。

 第8話では、1、2話で展開された町工場社長事件の容疑にかかっていた緋山(岩田剛典)を明墨がなぜ無罪にしたのかが判明。また、明墨の行動の指針である12年前に起きた「糸井一家殺人事件」の真相が明らかとなり、1話からの全ての物語がつながる展開となった。

 放送後、SNSでは「うわ~1話がここにきてつながってくるのか!」、「全部つながっていたのか!鳥肌~!」など反響の声が続々寄せられた。

 ドラマ放送前には長谷川自身も「問題作になるかも」と語っていた話題作も残り2話で完結。第9話は、糸井一家殺人事件で死刑判決を受けた志水裕策(緒形直人)の冤罪(えんざい)を照明する唯一の証拠である動画が検事正の伊達原(野村萬斎)によって消された所から。窮地に追いやられた中、明墨の後輩弁護士・赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田真由)が独自の視点で12年前の事件を洗い直すが…、と展開する。クライマックスまで目が離せない。

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