新刊美容本が爆売れ!4月期の出演ドラマ3本!MEGUMIの快進撃が止まらない理由【山田美保子コラム】
5月12日、MEGUMIの最新刊「心に効く美容」(講談社)が異例の初版12万部で売り出された。御存知のとおり出版不況と言われて久しいが、この強気とも言える部数は予約が好調だったからで、その背景には、昨年出版されたタレント本の中でもっとも売れた前作「キレイはこれでつくれます」(ダイヤモンド社)の存在がある。
人気グラビアタレントとして連日のように屋外で撮影をしていたからなのか、同年代の女性よりも早く“ほうれい線”に悩まされていたという彼女。年齢を重ね、ネットで「劣化」と書かれたことにも衝撃を受け、前作では、ありとあらゆる美容を試し、本当に効いたコスメやグッズ、マッサージ法などを包み隠さず記したことで読者の信頼を得た。
果たして新刊のPRをかねて6月1日、「人生最高レストラン」(TBS系)に出演したMEGUMI。番組HPにも「元ヤンから美のカリスマへ! 激変人生の衝撃エピソードが続々!」とあるように、ここでも包み隠さず、ぶっちゃける彼女。日頃から面白エピソードを聴き慣れているMCの加藤浩次や島崎和歌子、YOUらが終始お腹を抱えて笑っているのが印象的だった。
約10年前、「ちゃんとした女優になりたい」と一念発起して話題作に挑戦してきた女優業も見事に開花。なんと4月期には3本の連続ドラマに出演していた。「おいハンサム!!2」(東海テレビ・フジテレビ系)、「東京タワー」(テレビ朝日系)、「季節のない街」(テレビ東京系)で、「おいハンサム」は21日から劇場版が公開される。
「やらなかった子になるのはイヤ」と、思い立ったらすぐ行動に移すのが近年の彼女で、なかでも2022年から取り組んでいる映像プロデューサーとしての顔については、かつての同僚・小池栄子からも「尊敬」されている。
今年4月には同月に開校した「バンタン渋谷美容学院大学部」の名誉学院長に就任。その際、「海外で仕事をしたい夢があるのですが、英語は本当にやっておけばよかったと思います」とコメントしたMEGUMI。恐らく彼女のことだから、もう勉強は始めているだろうし、きっと何年後かには海外でも何かしらの活躍をしているのではないかと心から思う。
「人生最高~」では、オーナーを務める金沢の古民家パンケーキカフェ、「Caféたもん」の話にもなった。まず、店舗がある「ひがし茶屋」周辺をよく知ることから始まり、そこからは内装、ロゴ、ユニフォーム、メニュー開発を自ら担当。持続可能な未来を目指し、循環型環境農法で作られた石川県の米を使用している上、通常は廃棄されてしまう規格外のサイズの米も直製粉することで無駄なく美味しいパンケーキに仕上げている。
そんなMEGUMIが心を痛めているのは、今年1月1日に起きた能登半島地震。彼女は既に地元の自治体などに相談し、炊き出しを行ったり、シートパックをはじめとしたコスメを避難所で配ったりしている。さらには狭いスペースでもできるエクササイズも自ら伝授。ほんのひとときでも被災地の女性のみなさんが笑顔になれるよう、活動を続けているのだ。
今朝(6月3日)も再び大きな地震があったので、MEGUMIはまた仲良しのヘアメイクアップアーティスト“おぐねぇー”こと小椋ケンイチ氏とタッグを組み、知り合いの化粧品会社からの商品提供の協力を仰いでいることだろう。いやはや、ものすごい行動力と実現力。マルチすぎる女優・MEGUMIの快進撃は今年後半も止まりそうにない。