神戸のご当地アイドルグループ・ＫＯＢｅｒｒｉｅＳ♪が２日、東京・池袋のタワーレコード池袋店で、同日発売の新曲で、ＡＫＢ４８の「君はメロディ」「ＢＩＮＧＯ！」などを手がけた作曲家の成瀬英樹氏が作詞・作曲した「風見鶏の街で」の発売記念ミニライブイベントを行った。

　普段は神戸を中心に関西で活動しているＫＯＢｅｒｒｉｅＳ♪にとって、東京でのイベント出演は６年ぶり。新曲や代表曲「ポートタワー」「メリケンパークに落ちる星」など、地元・神戸をテーマにした楽曲を中心に６曲を披露した。

　ＭＣでは、メンバーの村田せれなが得意の絵で神戸名物を表現し、紹介するコーナーも。ご当地アイドルとして、神戸の街の魅力を東京のファンに伝える役割を存分に果たした。

　メンバー６人中唯一、６年前の東京でのイベントにも出演していたキャプテンの森島みなみは「６年前はすごく“アウェイ感”があって、いい思い出があまり残っていなかったんですけど、今回はたくさんのお客さまが最後まで最後までずっと見てくださって、ファンの方と私たちとの一体感が出て、やり切れた満足感がすごいです」と笑顔。新曲については「神戸が大好きだからこそ、地元の魅力を歌で伝えられるっていうのがうれしい。曲を通して、神戸を知ってもらえた感じがします」と手応えを口にした。

　メンバーの廣瀬未沙は「普段は関西圏で活動させていただいてるので、東京まで来てくださるファンの方で少ないだろうと思って不安はあったんですが、こんなにたくさん来ていただけると思っていなくて、うれしい気持ちでいっぱいでした」と大喜び。新曲ではセンターを務める曽谷蘭は「有名な街の名前を見た瞬間に、『東京来た！』ってなって、ワクワクしました」と初々しく話しつつ、「今回、６年ぶりに東京に来られて、『久々に見られてうれしかったよ』って言ってくださったファンの方がいらして、うれしかったです」と感謝を述べた。