２００１年に「Ｌｉｆｅｔｉｍｅ　Ｒｅｓｐｅｃｔ」がミリオンヒットしたレゲエ歌手のＤＯＺＡＮ１１　ａｋａ　三木道三が４日、大阪市内で行われた映画「ボブ・マーリー：ＯＮＥ　ＬＯＶＥ」の応援上映イベントに、お笑いコンビ・アキナの秋山賢太と山名文和、岸和田出身のレゲエ歌手・ＴＡＰＰＯＩとともに出席した。

　今作はジャマイカが生んだ伝説的アーティストで、レゲエの先駆者の１人でもあるボブ・マーリーの生涯を描いた作品。全国の動員ランキングトップ１０に大阪の映画館が四つランクインするなど大ヒットしており、ＤＯＺＡＮは「大阪、関西の名物といえば漫才、お笑いってあるけど、レゲエは隠れた大資産なんですよ」と胸を張った。

　ボブ・マーリーについて語り出すと止まらず、レゲエ愛が大爆発。ＭＣを務めた秋山も「すっごい時間になってる。びっくりした。この後映画が始まるんですけど。いろんな工程があったんですけど全部なしになりました。台本いらなかったかも」とお手上げ状態だった。

　今回は応援上映イベントということで、上演中に声出しが可能。映画のサブタイトルにもなっている「ＯＮＥ　ＬＯＶＥ」を全員で歌唱練習した。ガチ歌唱したＤＯＺＡＮに、アキナの２人も思わず「かっこいい！」と声を上げたが、「練習できない。誰も歌いたくなくなる。聞き入ってしまう」と笑っていた。