古川雄大&京本大我がWモーツァルト!ド迫力パネルでPR 京本は初主演「自分を追い殺すぐらいでやりたい」
俳優の古川雄大(36)と、SixTONESの京本大我(29)が4日、Wキャストで主演するミュージカル「モーツァルト!」(8月19日~9月29日、東京・帝国劇場ほか)の製作発表会見を都内で行った。ウィーン発の大人気ミュージカルで、「音楽の天才」に初めて挑む京本は「とても難しい役。自分を追い殺すぐらいでやりたい」と意気込んだ。同作は帝国劇場のクロージングラインナップとして上演される。
2002年の初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた「モーツァルト!」が、約3年ぶりに帝国劇場に帰ってくる。Wキャストの古川と京本がそろって登壇すると、扮装(ふんそう)ビジュアルがお披露目された。巨大なパネルに古川は「すごい迫力」と喜び、京本も「あらためて視覚的に見ると圧倒されますね。雄大くんとご一緒できてうれしい」と笑った。
帝国劇場の初主演にして、初めてモーツァルトを演じる京本。会見で、自身の周囲にいる“天才”を問われると、同じグループのジェシー(27)を挙げ「僕からすると才能の塊で。フィーリングでやることが格好良かったり。努力はたくさんしているけど、元々持ち合わせているもんだなと。僕もより頑張ろうと、良い意味で切磋琢磨(せっさたくま)できます。ウチでいうとジェシーが天才を担当」と語った。
古川にとっては2018年からモーツァルト役を務め、今回が3シーズン目。「大好きな作品で、魅力とやりがいを感じています。今回は3回目にしてベストを出したい」と意気込んだ。
8、9月は2025年に建て替えのために休館する帝国劇場でのクロージングラインナップとして上演。古川が「ありがたいことで、何度も立たせてもらったところ。自分を育ててもらった場所だなと思っています」と語る。京本も「先輩の舞台などで何度も立たせてもらった帝国劇場。雄大くんとも地下のおそば屋さんに行ったり、ステージ上だけではなく、いろんな思い出があります。一言では表せない」と感謝を口にした。
8月19日に迎える初日。古川は「いろいろ新しく変わった作品なので、変化を感じてもらいたい」と話し、京本は「とても難しい役。雄大くんは自分を追い込む、と話したが、自分は追い殺すぐらいでやりたい。皆さんに支えてもらいながらも、自立してこの役をステージ上で演じたい」と覚悟をにじませた。