「虎に翼」チョコくれたホーナーさんはNHK大河の常連だった 過去5作品に登場【ネタバレ】

 6日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)にチョコレートをくれたGHQのホーナー(ブレイク・クロフォード)の過去が明らかになる。

 ホーナーは5日の放送で突然寅子に、貴重なチョコレートをプレゼントする。夫を殺した米国人と一緒に仕事をしていることに複雑な思いを抱えている花江(森田望智)の気持ちを知ってしまった寅子は心から喜べないままそれを受け取る。

 6日の放送では、久々に会った花岡に、チョコを半分渡し、残りのチョコを猪爪家全員で分け合って食べる。あまりの甘さに子供達は大喜び。するとそこへ突然、ライアン久藤(沢村一樹)が、一緒に働くホーナーを連れてくる。

 ホーナーは寅子の家族構成を知っており「やはり1枚では足りないでしょう」と大量のチョコをプレゼント。驚く寅子だったが、隣の部屋にいた花江の子どもたちは「チョコレート!」と大声を出し、思わず障子を開けてしまう。子供達の姿を見たホーナーは突然涙を流し「いろいろ思い出してしまって…」と謝る。

 久藤は「ホーナーは祖父母がユダヤ人で、ドイツから亡命してアメリカに渡ったんだ。だから戦争では大勢の親戚が犠牲になったそうだよ」とホーナーの過去を説明。これを聞いた直明は「戦争で何も傷ついてない人なんて、いないですよね」と言い、久藤も「弟くんの言う通りだね」。このホーナーの過去を聞いた花江の表情は、明らかに以前と違っていた…。

 ホーナーを演じたクロフォードは、実はNHK大河ドラマの常連。08年の「篤姫」のハリス役を皮切りに、「龍馬伝」「八重の桜」「西郷どん」「青天を衝け」と5作品に出演。夜ドラ「ミワさんになりすます」にも出演していた。公式プロフィールによると、京都生まれで日本滞在は50年以上。歌舞伎にも関心が高く、藤間流、花柳流の公演にも出演経験があるという。

 ネットでも「ホーナーさんと花江ちゃんのくだりでめっちゃ泣いた」「ホーナーさんの痛みを知っていろんなことに思いをめぐらせる花江ちゃんの少し前に進めた表情、良かった」「ホーナーさん優しい人だね。じーんときたよ」「ホーナーさんは大人が女性陣しかいない猪爪家を見て、よけいに感じるものがあったんだろうな」「寅子がホーナーさんと握手した時、元の寅子に戻ったような気がした」などの声が上がっていた。

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