７月７日投開票の東京都知事選に出馬を表明している、元祖迷惑系ユーチューバーとして知られるタレント・へずまりゅうが７日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。同じく都知事選に出馬を表明した立憲民主党の蓮舫参院議員に「選挙を玩具にして遊ぶな」と苦言を呈した。

　へずまりゅうは、一部で事前運動による公職選挙法違反の疑いが指摘されている蓮舫氏に対し「蓮舫さん選挙は誰もが平等にです。事前運動するぐらい熱くなる気持ちは同じ候補者として分かります」としつつ、「俺も本当は暴れたり注目を集めるようなことがしたい。だけどルールも守れない人間が国民の暮らしを豊かにできますか？」と、その行動に疑問を呈した。

　その上で「貴女は今俺よりも浅はかなステージで戦っている。選挙を玩具にして遊ぶな」と厳しく批判した。蓮舫氏を巡っては、立憲民主党の枝野幸男前代表が都知事選での蓮舫氏支援を呼びかけた演説が、告示前の選挙運動を禁じた公選法に抵触する可能性が指摘されていた。

　へずまりゅう自身は６日に東京都庁で出馬会見し、「知事報酬の全額寄付」「開示請求で情報が黒塗りにされる理由の明確化」「若者を政治の主役にしたい」「高齢者の免許返納の促進」と４つの公約を掲げた。