俳優の中須翔真（なかす・とうま＝１３）が８日、都内で行われた、映画「かくしごと」の公開記念舞台あいさつに主演の杏らと出席した。

　今作は作家・北國浩二氏の「嘘」が原作。一つのうそをきっかけに、それぞれのかくしごとが明らかになっていくヒューマンミステリー。中須は記憶喪失となった少年役で、自分が母親とうそをつく女性（杏）と疑似親子となる役柄を演じた。

　撮影は２年前ということもあり、杏が「中須君が大きくなっててびっくりしたんじゃないですか？」と観客に質問。撮影からの２年間で、身長が１０センチ伸びたことを明かし、中須も「大きくなりました！」と元気いっぱいに語った。

　撮影時の「かくしごと」を問われると、中須は「ダイエット」と回答。杏からも「気になる」と注目を浴びていた中、「役が役だったので痩せなきゃいけなかったんですけど、（撮影の）直前にコロナにかかってしまい」といい、「皆さんにご迷惑をおかけしたんですけど、ちょうど２キロくらい痩せて、良かったなと思っちゃいました」と苦笑いで明かしていた。