杏 8年ぶり主演映画で演じた役柄に「強い女性だと思う」と力説「自分だったらブレーキがかかると想像した」

 女優の杏が8日、都内で行われた、8年ぶりとなる主演映画「かくしごと」の公開記念舞台あいさつに共演の中須翔真らと出席した。

 今作は一つのうそをきっかけに、それぞれのかくしごとが明らかになっていくヒューマンミステリー。杏は記憶喪失となった少年・拓末(中須)に自分が母親とうそをつき、疑似親子になる女性・千紗子を演じた。

 千紗子について杏は「強い女性だと思います」と力説。「拓末という少年を守りたかったという思いから、社会の通念とか全部ひっくり返して『私はこうする』ってやってのけた所が、自分だったら途中でブレーキがかかるだろうなと想像しながらやってた」とした。

 撮影時のかくしごとを問われると、長野でのロケを回想。自身の子供を連れて長野のロケに参加したとし「やっぱり中身が中身だし、自分の気持ち的にも、スケジュール的にも子供達が一緒に来るっていうのはこの日しかなくて。それで、楽しい川遊びのシーンを撮った後、川っぺりでピクニックして遊んだ」と笑顔で説明した。

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