河合優実「自分にとってどの作品とも比べ難い」過酷な人生を送った主人公を熱演

 舞台あいさつに登壇した(左から)稲垣吾郎、河合優実、佐藤二朗
 舞台あいさつに登壇した(左から)稲垣吾郎、河合優実、佐藤二朗
 舞台あいさつに登壇した河合優実
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 女優の河合優実(23)が8日、都内で行われた主演映画「あんのこと」公開記念舞台あいさつに佐藤二朗(55)、稲垣吾郎(50)、入江悠監督(44)と登壇した。

 本作は2020年6月に新聞に掲載された「少女の壮絶な人生を綴った記事」に着想を得て、実話をもとにした衝撃の人間ドラマ。河合は幼い頃から母親に暴力を振るわれ、10代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた21歳の主人公・杏を演じる。

 河合は「今作は自分にとってこれまでのどの作品とも比べ難い特別なもの。昨日から公開して皆さんが見てくださることに意味がある作品だなと今までで一番感じています」と思いを語った。

 映画にちなんで「生きていると感じる時は?」という質問には稲垣が「心が動いた時」と答えると河合も同調し、「心が動いた時というのは本当にそう思います。観客席に座って、なんていい作品なんだろうと思った時ですね。舞台、映画でも見て、涙している時は声を出したくなる。生きているなと感じるし、自分の生命力を感じます」と明かしていた。

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