絢香 薬師寺で11曲 感動ステージ「こんな特別な日が過ごせるなんて」

 薬師寺東塔前で熱唱する絢香(中央)=撮影・植村耕司
 薬師寺東塔の前で熱唱する絢香(中央)=撮影・植村耕司
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 シンガー・ソングライターの絢香(36)が8日、世界遺産にも登録されている奈良・薬師寺で奉納コンサート「SYMPHONIC CONCERT in薬師寺」を行った。

 110年ぶりの解体修理が終わった国宝・東塔を背負い、50人超のオーケストラの演奏とともに、しっとりと伸びやかな歌声を披露した絢香。代表曲「三日月」や、先月29日リリースの新曲「ずっとキミと」など11曲を歌い上げ、「こんなに素敵なありがたい場所で歌えるなんて、歌手人生の中でも、もうないんじゃないかな」と、神聖で特別な舞台を喜んだ。

 アンコールの「にじいろ」では約2000人の観客が総立ちで手拍子。日が落ちてライトアップされた東塔に「なんて美しいんでしょう。こんな特別な日が過ごせるなんて、本当に幸せな気持ちです」と、感動の面持ちだった。

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