元女優でフラワーアーティストの志穂美悦子さん（６８）が９日、都内で「エターナルソング・コンテスト」受賞作お披露目コンサートに出演。歌手名義・鬼無里（きなさ）まりとしてシャンソン歌手デビューを飾った。

　作詞家・湯川れい子氏（８８）が実行委員長を務めて昨年に行った同コンテストの受賞作の披露公演。トップバッターで登場した鬼無里は「『なんでシャンソン歌手？』と思う方もいらっしゃるかと」と会場に呼びかけ、「２０代からシャンソン歌手に憧れていましたが、嫁いだ家がなかなか歌える状況ではなかったので…」と笑わせた。鬼無里は、８７年に歌手の長渕剛（６７）と結婚した。

　湯川氏から「歌うことは大丈夫？旦那さんがいるでしょ？まだ私の所には怒鳴り込まれていませんが」と突っ込まれると「謀反を起こしたので、打ち首か切腹かな」とジョークで切り返した。ライブでは受賞曲「自惚れさせてよ」を新人らしからぬ迫力の歌声で披露。鳴りやまぬ拍手と歓声に笑顔で応えていた。

　ステージには小林幸子（７０）、美川憲一（７８）らも登場した。