25年大河「べらぼう」 主人公・横浜流星の妻役は橋本愛 「自由に、豊かに演じられたら」4作目の大河

 女優の橋本愛(28)が、来年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」に出演することが9日、分かった。「青天を衝け」(21年)以来4作目の大河出演となり、主人公の妻役を演じる。

 俳優・横浜流星が主演し、江戸時代に書籍の編集・出版で名をはせた「蔦重」こと蔦屋重三郎の生涯を描く作品で、橋本は蔦重の妻・てい役。橋本は「どんな人物だったのか、夫とどんな関係性であったのかなど、情報は全くといっていいほど残されていません。だからこそ(脚本の)森下さんの描くていの姿を自由に、豊かに演じられたら」と意気込んだ。

 作中でのていは、とある市中の本屋の娘。まじめで控えめな彼女と、遊女が集まる吉原で育った蔦重は互いに異質な相手だ。だが「本を愛する」という一点については共通し、いつしかかけがえのない存在に。そして激動する蔦重の後半生を共に歩むことになる。

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