「虎に翼」再登場の轟、秘めた悲しみの叫び 寄りそうよねにネットも泣く【ネタバレ】

 10日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)の同級生の轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)が戦争の中を生き抜き、再会。轟の悲しみの告白にネットも涙した。

 この日の「虎に翼」では、花岡(岩田剛典)の餓死というショッキングなニュースが載った新聞をぼう然と読む男がいた。それが戦争から帰ってきた轟だった。道端で酒をあおり、自暴自棄になっている轟を見つけたのがよねだった。

 よねは働いていたカフェに轟を連れてくる。マスターは空襲で死んでしまい、よね自身も大やけどを負った。そんな中、自然と話題は餓死した花岡のことに。よねは突然轟へ「ほれてたんだろ?花岡に。花岡と最後に会った時にそう思った」と静かに聞く。

 驚く轟に、よねは優しく「私の前では強がる意味はない。そう言いたかっただけだ」。轟は「俺にもよく分からない…」と言いながら「でももしあいつがいなかったら俺は弁護士を目指していなかった」「戦争のさなか、あいつが判事になって兵隊にとられずに済むと思ったら嬉しかった」「あいつのいる日本へ生きて帰りたいと思えた」と胸の内を吐露。「俺がずっと前から知っている、真面目で優しくて不器用が過ぎる花岡ならやりかねない…」といって最愛の人の死に号泣する。

 その後、よねの誘いで、轟とよねは一緒に弁護士事務所を立ち上げることを決める。

 轟の花岡に対する思いを知ったネットも涙、涙。「『ほれてたんだろ、花岡に』のひと言で月曜から情緒ぐちゃぐちゃなんだけど…」「花岡をそこまで思ってた轟、なんて優しく想いが深いんだ」「轟のあふれ出る花岡さんへの愛」「轟の花岡への想いも。よねさんと轟の関係性も、唯一無二の大きなものが、ただそこにあるってだけでいいよ…」などの声が上がっていた。

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