M!LK 最大目標ドームツアーへ!まだまだ進化中 10周年へ向け歩み着実に
EBiDANの5人組グループ・M!LKが11月に迎える10周年に向けて、駆け抜けている。ファンに感謝の気持ちを伝えるアニバーサリー企画「BIG LOVE YEAR」を展開し、9日にはグループ最大となる3万5000人動員の全国ツアー「HERO」を完走。ドームツアーを目標に定め、進化を続ける5人を直撃した。
節目を前に10年分の感謝を全国へと伝えている。曽野舜太(22)が命名した「BIG LOVE YEAR」は、ファンミーティングやメンバー貸し出し企画「レンタルM!LK」などでファンと積極的に触れ合うプロジェクト。これまで足を運べなかった地域も訪れ、山中柔太朗(22)は「初めて会えた方がいたり、そういう恩返しはできているのかなと思います」と笑顔を浮かべる。
2014年11月24日に結成。メンバーの卒業、加入を経て、20年2月から現在の5人体制となった。当時、メンバーは塩﨑太智(23)の家に集結。将来像をクリアにするための未来予想図を制作したという。
最大目標として設定したのがドームツアー。佐野勇斗(26)は「紙にまず『一番の目標はドームツアー』って書いて、そこから逆算をしていこう、とやっていきました」と説明する。塩﨑も「5人でスタートするまでは、ふわふわしていたんですよ、目標も。それが明確になった。逆算だと今、真ん中手前くらいかな」と振り返り、続けた。
「言っちゃうとやらずに死ねない。やって死にたいですね」。あえて強い言葉を使い、覚悟の大きさを言霊に込めた。
ドームツアーに向けた5つの目標①NHK紅白歌合戦②アリーナツアー③主題歌やCMソング④富士山登山⑤冠番組を掲げ、③は最新シングル「ブルーシャワー」で叶えた。佐野が出演するシーブリーズのCM曲となり、お茶の間に浸透。②の開催も9日に解禁され、着実に歩みを進めている。
4都市8公演の全国ツアーを完走したばかり。遠征時にはホテルの部屋に集まり、今後について会議を繰り返したという。11月の10周年も通過点。目標を見定めつつ、リーダーの吉田仁人(24)は「今と同じテンション感でドームに立てたら嬉しいです。ドームでできるくらいになってもダラダラ話をしたいし、バラエティーコーナーもしたい。この5人で楽しくやれたら、これ以上ないなって思いますね」と期待した。
◇M!LK(みるく) 佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人組。2014年11月結成。15年3月にCDデビュー。20年2月から現在の5人体制となる。21年11月にメジャーデビュー。23年10月に横浜アリーナで初のアリーナ公演を開催。ファンネームは「み!るきーず」。グループ名には「何色にも染まることの出来る存在に」という意味が込められている。